危険な作業を行う建築・工事現場・工場などで必要となってくる安全靴ですが種類はさまざまあります。
職種や作業環境に合ったものをしっかりと選ぶ必要があります。
今回は、そんな安全靴の種類や特徴について詳しく紹介していきたいと思います。
安全靴とは
安全靴とは、つま先を保護するための先芯と滑り止めを備えた靴のことをいいます。
建築・工事現場・工場などで使用されます。
重い荷物が足元に落ちたり、釘などの危険なものを踏んだりしてさまざまな事故による足の負傷リスクを減らしてくれるものになります。
安全靴の種類や特徴
安全靴にはさまざまな種類が存在します。
安全靴の種類や特徴をみていきますので参考にしてみてください。
短靴
ローカットスニーカーに近いくるぶしまでの短い靴になります。
着脱が簡単で、一般的な作業全般に適しているものになります。
中編上靴
くるぶし隠すくらいの長さの靴になります。
足首から溶接火花や砂・切子が入りにくいため、運搬作業・台車運搬作業・溶接作業などに向いています。
長編上靴
スネ部までの長い靴になります。
ズボンの裾を靴の中に入れて引っ掛かりを防ぐことができます。
建築物解体作業・土木作業・高所作業などに向いています。
半長靴
スネ部まで長さで紐やマジックテープがなしの筒状になっています。
ゴム長靴のように着脱しやすいといえます。
溶接作業・土木作業・建築作業などに向いていて、脱ぎ履きが頻繁な現場におすすめです。
プロテクティブスニーカー
一般的なスニーカーのように軽くてデザイン性が高いです。
甲被には人工皮革やナイロン製のメッシュ素材が使われていて、軽作業におすすめです。
まとめ
今回は、安全靴の種類や特徴についてご紹介しました。
建築・工事現場・工場などでは足元の安定性が生死を分けることもあるため、職種や作業環境に合った安全靴を選ぶことが大切になってきます。
特徴をしっかりと把握したうえで、適したものを選んでみてください。